酒々井町は千葉県北総中央部に位置しています。平坦な印旛沼と髙﨑川周辺の水田地帯と、北総台地に連担する畑作地帯となっており、標高約5~35㍍で、田、畑、山林、宅地が混在しています。また、空港、鉄道、国道など交通の利便性も良い町です。近年東関東自動車道のインターチェンジが作られると同時に広大なプレミアムアウトレットができるなど発展と同時に、本佐倉城が「続日本100名城」に選ばれるなど、「日本で一番古い町」として歴史も深い町です。
昭和40年代後半には住宅開発で人口が増大したが、それ以降はほぼ横ばい状態。人口は20,921人(H30.3.1現在)で、うち農業従事者が706人、農家戸数342戸、主業農家率155%(H17農業センサス参照)で都市化、混住化、兼業化が進んでいます。また、高齢化や後継者不足などの課題もあります。
農業出荷額の上位は米(約3.1億円)、落花生(7千万円)、豚(5千万円)で、園芸作物はスイカ、ダイコン、トマトが各4千万円等、小規模、多品目の栽培状況になっています。(H16、生産農業所得(市町村別推計)個別農産物算出額)