遠山野草園Toyamayasouen

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サンシュユ(ミズキ科) 第166章 2014年4月号

2021.10.20

今年は、庭のサンシュユの蕾がいつまでも固く、3月中旬にやっと花が咲きました。毎日今か今かと待っていました。小さな花は黄色というより黄金色に近く、遠くからでも目につきます。 和名山茱萸は、生薬名の漢名を音読みしたのが由来で…詳しく見る

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ミツマタ(ジンチョウゲ科) 第165章 2014年3月号

2021.10.20

東屋の脇のミツマタの花は、小さな蜂の巣のように下向きに咲きます。外側が白色で、内側が黄色っぽく良い香りがします。よく見ると枝が3つに分かれています。次の枝も3つに分かれ、3つ、3つ、3つです。 和名三叉は、すべての枝が三…詳しく見る

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ウメ(バラ科) 第164章 2014年2月号

2021.10.20

「ああ、いい匂い。ああ、いい匂い」やっと固い蕾がほころんで、安達ヶ原の梅林も早春の香りを放っています。「梅一輪一輪ほどの暖かさ」と嵐雪が詠んだ句のような、そんな季節が巡ってきました。ウメは春のさきがけとして、最も早く咲く…詳しく見る

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マンリョウ(ヤブコウジ科) 第163章 2014年1月号

2021.10.20

木々がすっかり葉を落とし、山野にマンリョウの赤い実が一際目立っています。センリョウは葉の上で実をつけるので鳥に食べられやすいですが、マンリョウは実が葉の下につくので、4月頃までしっかり残っています。 和名万両は、葉下でつ…詳しく見る

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フウセンカヅラ(ムクロジ科) 第162章 2013年12…

2021.10.20

7月末に、「よかったらどうぞ」と、2㌢程の苗が園芸教室の玄関前に置いてありました。本葉が1枚で小さくて育つか心配でしたが、蔓がぐんぐん伸び小さな白い花が咲き、実ができてフウセンカヅラと分かりました。 和名風船葛は、風船状…詳しく見る

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カクトラノオ(シソ科) 第160章 2013年10月号

2021.10.20

庭の三角コーナーの草むらに、今年もカクトラノオがピンク色の花を咲かせています。白や濃いピンクもあります。地下茎を伸ばして殖えるので、畑や道端でもよく見かけます。 和名角虎の尾は、花穂を虎のしっぽに見立て、茎が四角いことが…詳しく見る

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オオケタデ(タデ科) 第159章 2013年9月号

2021.10.20

焼け付くような暑さの中、東屋の前のオオケタデの紅紫色が風に揺れています。今年は格別な高温にあたるようですが、いつの間にか下の方の葉が枯れ、秋が近づいていることを感じます。 和名大毛蓼は、大型のタデで茎が太く、全体に毛が多…詳しく見る

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オイランソウ(ハナシノブ科) 第158章 2013年8月…

2021.10.20

猛暑の中、紅紫色のオイランソウが円錐花序をたくさんつけています。日当たりの良い場所では、白色、桃色と今を盛りに咲き誇っています。 和名花魁草は、花の香りが花魁の白粉に似て、艶やかに咲く様子を花魁の姿に見立てたのが由来です…詳しく見る

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ムシトリナデシコ(ナデシコ科) 第157章 2013年7…

2021.10.20

毎年5月頃になると、日当たりの良い草原に紅色の小さな5弁花を傘状につけたムシトリナデシコが咲きます。水はけの良い場所を好み、道路沿いのコンクリートの隙間などにも生育しています。 和名虫取り撫子は、茎の上部の茶色い部分から…詳しく見る

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