遠山野草園
2021.10.20
「なんて可愛らしいのだろう。こんなに小さくて丸っこくて緑色の穂をつけているよ」腰を下ろしてよく見ると、他の草に混じってヒメクグが目立ちます。機械で何度刈り込んでも、地下茎は完全に除去されず、また生えてきます。 和名姫莎草…詳しく見る
遠山野草園
2021.10.20
東屋の前の斜面に、今年もまた薄紫色のヒレハリソウが咲いています。何十年も前から生えていて、何度刈っても、炎天下でしっかり花を咲かせる力強い多年草です。 和名鰭玻璃草は、上の葉が茎につく様子を鰭(ひれ)に、花を白っぽいガラ…詳しく見る
遠山野草園
2021.10.20
朝露を踏んで野草園を散策すると、柔らかな感じの黄色い花が咲いています。草丈40㌢ほどで葉と茎に縮れ毛があり、4弁花で萼は花が咲くと落下します。葉は菊の葉形で不規則に裂けています。 和名瘡の王は、皮膚病の特効薬であることが…詳しく見る
遠山野草園
2021.10.20
梅雨の頃、ヤマボウシは枝が平らに張ってその上に4弁の先が尖った白い花をぎっしりと並べます。中心部にある小花は黄緑色で目につきます。門道の右側と、カタクリ塚と、栗畑の中に5㍍ほどのヤマボウシがあります。 和名山法師は、中央…詳しく見る
遠山野草園
2021.10.20
カタクリ塚やたぬき塚には、白や紫色のタツナミソウが咲いています。日当たりが良く乾燥しがちな斜面に、草姿も愛らしくあちらこちらに自生しています。緑の中に紫色や白色が目につき、立ち止まってしまいます。 和名立浪草は、花を横か…詳しく見る
遠山野草園
2021.10.20
今から20年以上も前ですが、小学生の女の子からアセビの苗木をプレゼントされました。小さな苗木は、今では3㍍以上にもなり、スズランに似た淡いピンクの控え目な小花が垂れ下がり、木を覆うように咲いています。 和名馬酔木は、馬が…詳しく見る
遠山野草園
2021.10.20
今年は、庭のサンシュユの蕾がいつまでも固く、3月中旬にやっと花が咲きました。毎日今か今かと待っていました。小さな花は黄色というより黄金色に近く、遠くからでも目につきます。 和名山茱萸は、生薬名の漢名を音読みしたのが由来で…詳しく見る