遠山野草園Toyamayasouen

遠山野草園

コメツブツメクサ(マメ科) 第145章 2012年7月号

2021.10.19

日当たりの良い庭に出ると、コメツブツメクサが一面にびっしりと黄色い小さな花を咲かせています。学校の校庭や公園で、芝生の中に雑草としてよく見かけます。 和名米粒詰草は、シロツメクサに似ていますが、全体に小さく黄色い花穂を米…詳しく見る

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ジロボウエンゴグサ(ケシ科) 第144章 2012年6月…

2021.10.19

「遠山野草園」の看板下に、ジロボウエンゴサクが咲いています。花茎の先に数個の花をつけ、花は後ろへ大きくせり出しています。草姿全体が軟らかい薄紫色の細長い花は、人目には付きにくいですが、可愛い花です。 和名次郎坊延胡索は、…詳しく見る

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ヒマラヤユキノシタ(ユキノシタ科) 第143章 2012…

2021.10.19

作業場横の原っぱに、ピンクの可愛い花とキャベツのような大きな葉が存在感を漂わせています。花の少ない時期から咲き始め、5月になっても人目を引きます。 和名ヒマラヤ雪の下は、ヒマラヤ地方を原産とし、寒さに強く冬でも常緑の葉を…詳しく見る

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ユキワリソウ(キンポゲ科) 第142章 2012年4月号

2021.10.19

今年は例年になく寒さが厳しく、見返り坂の傾斜地に最近になって紫やピンクのユキワリソウが咲き出しました。湿地では、ミズバショウやザゼンソウ、リュウキンカも咲き、遠山の里にもようやく春がやって来ました。 和名雪割草は、残雪を…詳しく見る

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ナンテン(メギ科) 第141章 2012年3月号

2021.10.19

我が家では、門道から裏山の至る所にナンテンがあります。鳥が実をついばんで遠くまで運んだのでしょう。お正月に赤い実を玄関に飾るため、鳥に食べられないようにビニール袋をかぶせます。 和名南天は、漢名の「南天燭」を略して、「南…詳しく見る

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フッキソウ(ツゲ科) 第140章 2012年2月

2021.10.19

野草園の木道沿いの落葉の中に、フッキソウが蕾をつけています。ひっそりと目立ちませんが、何となく早春を感じさせてくれます。良く見ると、斑入りのフッキソウも混じって彩りを添えています。 和名富貴草は、1年を通して緑が変わらな…詳しく見る

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オオハナワラビ(ハナヤリス科) 第139章 2012年1…

2021.10.19

シュンランの小径入り口に、オオハナワラビが目立ちます。これは数年前、吉倉の友達からいただきました。昔、義父は見返り坂に群生しているフユノハナワラビを鉢に移し、来客と野草談義を楽しんでいました。 和名大花蕨は、フユノハナワ…詳しく見る

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シャクチリソバ(タデ科) 第138号 2011年12月号

2021.10.19

秋になると、昔から塚の周りに真っ白いソバの花が咲いていました。義父は近所の仲間とソバ打ちを楽しんでいましたが、なぜかこのソバの実は食べませんでした。 和名赤地利蕎麦は、生薬名で赤地利と呼びソバに似ることが由来です。シャク…詳しく見る

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ススキ(イネ科) 第137章 2011年11月号

2021.10.19

十三夜に、カタクリ塚のススキを採り月見をしました。月を見て虫の声を聞きながら、「萩の花尾花葛花なでしこの花おみなえしまた藤袴あさがおの花」と、口ずさみました。ススキは、秋の七草の尾花のことです。 和名薄は、すくすく立つ木…詳しく見る

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