遠山野草園Toyamayasouen

遠山野草園

ヒトリシズカ(センリョウ科) 第120章 2010年6月

2021.10.19

「今年もやっぱり咲いていたんだね。もう少しで切ってしまうところだったよ」 伸び放題の草むらを、この辺りかと鎌を入れヒトリシズカの白い花穂を見つけました。フタリシズカやドクダミに隠れても、単独で咲くのではなく株立ちするので…詳しく見る

遠山野草園

オオアラセイトウ(アブラナ科) 第119章 2010年5…

2021.10.19

近所からいただいた花の咲いたオオアラセイトウを、庭に何回か植えていますが、種からでないと育ちません。昨年、種からまいて今春に移植したら、やっと四弁花の紫色の花を見ることができました。来年はこぼれ種から繁殖するのを見られそ…詳しく見る

遠山野草園

セキショウ(サトイモ科) 第118章 2010年4月号

2021.10.19

ツバキの花が落ちる頃、セキショウが葉の間から花茎を出し、ツクシの穂のような黄緑色の小花をつけます。葉をもむと、ショウブのようなとても良い香りがします。 和名石菖は、端午の節句の菖蒲と似ていますが、水辺の岩や石の間などに自…詳しく見る

遠山野草園

スノードロップ(ヒガンバナ科) 第117章 2010年3…

2021.10.19

「こんなに小さいのに、かわいい花だね」霜にも雪にも負けず、うつむいて咲く白い小さな花は、春の近さを感じさせてくれます。スノードロップは英名で、雪の雫という意味です。春に咲く球根花で、別名マツユキソウやユキノハナとも言われ…詳しく見る

遠山野草園

カタヒバ(イワヒバ科) 第116章 2010年2月号

2021.10.19

氏神様の前のカタヒバは、冬日照を受けてほんのりと紅葉しています。辺りは枯れ草なのに、草丈二十センチほどで、その周りは小さなカタヒバが点々と生え、これから殖えそうです。 和名片檜葉は、イワヒバとの対比から名づけられ、カタヒ…詳しく見る

遠山野草園

アメリカセンダングサ(キク科) 115章 2010年1月…

2021.10.14

作業場の犬走りの付近には、アメリカセンダングサが咲いています。茎は直立で、途中から盛んに枝を分け、枝の先に小さく目立たない黄色い花をつけています。辺りを散策すると、知らない間に草の実がズボンやセーターにくっついています。…詳しく見る

遠山野草園

ピラカンサ(バラ科) 247章 2021年1月号

2021.10.14

「あなんなに赤い実がいっぱいついてるよ」 「ピラカンサだよ。私もさっきみたよ」 たぬき塚に、3㍍程の木が赤い実を鈴なりにつけ人目を引いています。 和名は常盤山査子(ときわさんざし)で、春に白い小さな花が密に咲き、秋にでき…詳しく見る

遠山野草園

オキザリス・パーシーカラー(カタバミ科) 248章 20…

2021.10.14

去年、下方の友達からオキザリス・パーシーカラーの鉢植えを頂きました。冬の花のない時期に次々と開花し、小さな球根は自然分球で鉢を覆うように白い花を咲かせます。 オキザリスは、ギリシャ語の「すっぱい」の意の「オクシス」にちな…詳しく見る

遠山野草園

カレバショウ(バショウ科) 249章 2021年3月号

2021.10.14

冬の野っ原で目に付いたのが、4㍍程のカレバショウです。大きな葉が季節ごとに見せる表情の変化に注目すると、どの季節も素晴らしい存在感があります。花芭蕉は夏の季語、破芭蕉(ヤレバショウ)は秋の季語、枯芭蕉は冬の季語です。 和…詳しく見る

Categoryカテゴリー

Archiveアーカイブ