遠山野草園Toyamayasouen

遠山野草園

カレバショウ(バショウ科) 249章 2021年3月号

2021.10.14

冬の野っ原で目に付いたのが、4㍍程のカレバショウです。大きな葉が季節ごとに見せる表情の変化に注目すると、どの季節も素晴らしい存在感があります。花芭蕉は夏の季語、破芭蕉(ヤレバショウ)は秋の季語、枯芭蕉は冬の季語です。 和…詳しく見る

遠山野草園

ヒヤシンス(ユリ科) 250章 2021年4月号

2021.10.14

2月中旬、たぬき塚の斜面に4㌢程の小さなヒヤシンスを見つけました。その中に2㌢位の青紫色の花がありました。嬉しくて斜面に寝転んで眺めていました。 ヒヤシンスは、学名のヒヤキントスからの転訛(てんか)で、ギリシャ神話の美少…詳しく見る

遠山野草園

ドウダンツツジ(ツツジ科) 251章 2021年5月号

2021.10.14

家を囲むようにドウダンツツジが咲いています。白い小さな可愛い花なのでいつもはあまり気にも留めませんが、咲き出すとやっぱり嬉しいものです。「今年もきれいに咲いたね」と独り言を言っています。 和名満天星躑躅(どうだんつつじ)…詳しく見る

遠山野草園

ホオノキ(モクレン科) 252章 2021年6月号

2021.10.14

玄関前の塚の端に、我が家のシンボルツリーの大きなホオノキが立っています。門道を入ると、正面に20㍍もあるその木は、「ようこそ遠山野草園へ!」と招いているようです。 和名朴の木は、若葉がカシワのように、大きな葉に食べ物を盛…詳しく見る

遠山野草園

ノビル(ユリ科) 253章 2021年7月号

2021.10.14

安達ヶ原を散策すると、あっちにもこっちにも背の高いノビルが目立ちます。60㌢位で、茎は中空で日当たりが良く柔らかい土地を好んで生える多年草です。 和名野蒜(のびる)は、野に生えるヒルの意味で、ヒルはネギ、ニンニクなどの総…詳しく見る

遠山野草園

オオニンニク(ユリ科) 254章 2021年8月号

2021.10.14

2年ほど前から、オオニンニクを育てています。花の色は、白から薄紫色で、地下の鱗茎は大きくその中に小鱗茎が入っています。 和名忍辱(ニンニク)は、耐え忍ぶという意味の忍辱という仏教用語が命名の由来です。別名オオヒルやツルク…詳しく見る

遠山野草園

ヒマワリ(キク科) 255章 2021年9月号

2021.10.14

私の背丈より大きくなったヒマワリは、夏の風物詩です。花の中央は紫褐色の管状花が密集し、周りは鮮黄色で舌状花です。茎や葉には短い毛が密生しています。 和名向日葵は、花が太陽に向かって咲く姿が命名の由来です。若い茎や咲き始め…詳しく見る

遠山野草園

リコリス(ヒガンバナ科)256章 2021年10月

2021.10.14

「あれ、こんなにきれいな花いつ咲いた」ナツズイセンでもないし、ヒガンバナのような咲き方です。開花期を迎えると、葉も無く誰に知られることもなく、突然花芽が姿を現したので、たいへん驚きました。 『リコリス』は、ギリシャ神話に…詳しく見る

Categoryカテゴリー

Archiveアーカイブ