遠山野草園Toyamayasouen

遠山野草園

ウバユリ(ユリ科) 第207章 2017年9月号

2021.10.20

 タイサンボクの下草の茂みの中に、ウバユリが咲いています。初夏の頃、あちらこちらに艶のある若葉が育っていましたが、花の咲くのは、数本だけでした。 和名姥百合は、花が咲く頃には、茎の下の方につく葉は、枯れてなくなります。こ…詳しく見る

遠山野草園

ウツボグサ(シソ科) 第206章 2017年8月号

2021.10.20

 野草園の入り口に、薄紫のウツボグサが咲いています。緑の中で紫の花は鮮やかです。日当りの良い場所に生え、高さ20㌢程、茎は四角く、全体に細かい毛が密生しています。 和名靫草は、花穂が、武士が矢を入れて背負ったうつぼに似て…詳しく見る

遠山野草園

スイセンノウ(ナデシコ科) 第205章 2017年7月号

2021.10.20

 庭の隅にスイセンノウが数本咲いています。茎が柔らかい銀白色と、5弁花の明るい紅色とのバランスが素敵です。花は目立ちすぎず、周りの葉ともよくあって邪魔になりません。 和名酔仙翁は、赤い花をほろ酔いの仙人に、例えたことが由…詳しく見る

遠山野草園

ハマカンザシ(イソマツ科) 第204章 2017年6月号

2021.10.20

 庭の隅に縁取りに、ハマカンザシを植えています。葉の間から葉茎を伸ばし、小さな薄紅色の花を球状に咲かせて、愛らしいです。 和名浜簪は、花の姿から連想されるように、海岸に咲くかんざしが由来です。かんざしの形に似た薄紅色の小…詳しく見る

遠山野草園

コオニタビラコ(キク科) 第203章 2017年5月号

2021.10.20

 門道の両側に、花は黄色で約1㌢、花茎は約7㌢のコオニタビラコがびっしりと生えています。地面にへばりついて咲く二年草で、日当りの良い湿った環境です。花は陽を受けて開きます。 和名小鬼田平子は、葉を田んぼなどの地面に平らに…詳しく見る

遠山野草園

ケイオウザクラ(バラ科) 第202章 2017年4月号

2021.10.20

栗畑の隅に、2m以上もあるケイオウザクラが3本並んでいます。3月に入っても薄紅色の蕾はなかなか開きませんでしたが、やっと、彼岸が近づくと咲き出しました。 和名啓翁桜は、名付け親の啓太郎の一字をとって啓翁桜と命名されました…詳しく見る

遠山野草園

セイヨウサクラソウ(サクラソウ科) 第201章 2017…

2021.10.20

「ああ寒い。こんな中でも咲いているよ」安達ヶ原に行く途中、ピンクのセイヨウサクラソウの入ったプランターが置いてあります。暖かい場所では、地植えにもしています。 和名西洋桜草は、サクラの花に似た花を咲かせる草が命名の由来の…詳しく見る

遠山野草園

カラタチバナ(ヤブコウジ科) 第200章 2017年2月…

2021.10.20

タイサンボクの樹木の下に、高さ30㌢程のカラタチバナが数本あります。直射日光や寒風が当たらない場所です。 和名唐橘は、「カラ」は唐。中国や外国からの植物のように風変りが由来のようです。タチバナに花は似ていますが、木や葉の…詳しく見る

遠山野草園

アシタバ(セリ科) 第199章 2017年1月号

2021.10.20

庭の隅に、竹のような太い茎のアシタバが上部で枝分かれしています。草丈1㍍前後です。茎先に淡黄緑色の小さな花が多数集まって、傘形になって咲いています。 和名明日葉は、今日、葉を摘んでも明日には芽が出るというのが由来です。試…詳しく見る

Categoryカテゴリー

Archiveアーカイブ