早朝5時、小さいピンクの可愛いアカバナユウゲショウが咲いています。家の周りに野生化して雑草と共存しています。種がこぼれ毎年とんでもないところに咲くのです。
和名赤花夕化粧は、淡紅色の花を夕方開くことが由来です。別名ユウゲショウとも言います。名前から想像すると艶やかなイメージのユウゲショウですが、名前に似合わず朝早く咲き始め、夕方にはしぼんでしまいます。なぜユウゲショウなのかいつも不思議に思います。オシロイバナも別名ユウゲショウと言われ紛らわしいので、こちらはアカバナユウゲショウと呼んでいます。南アメリカ原産の帰化植物で、花は1センチ、草丈40センチほどの多年草です。浅く窪んだピンクの4弁花は赤い筋が目立ち、茎は基部で分岐しています。芝山水辺の里にも赤い棒を目印に、真夏に咲くこの花を保護していました。
6月に大栄の男の人が、可愛いピンクの花を持参して「この花の名前を教えて欲しい」と訪ねてきました。最近よく見かけるアカバナユウゲショウです。図鑑を開き確認したのでとても喜んでいました。教えることは学ぶこと、花と人との出会いに感謝しています。
可憐さも真夏に耐える夕化粧