「種から育てたので、この花あげるよ」
「何と言う名前の花かなあ」
「サクラソウらしいが、良く分かんねえよ」
私は、90歳にもなる花友達との会話が好きで、楽しみでもあります。
和名雲南桜草は、サクラソウの仲間で、サクラソウの故郷である中国雲南省原産が命名の由来です。草丈30㌢程、葉や茎は柔らかい毛に覆われており、葉は羽状に切り込みがあるのが特徴です。葉の間から長い花茎を伸ばし、2~3㌢程のサクラの花びらのような色合いと、優しい雰囲気をかもし出しています。花がらは小まめに小まめに摘みとって長持ちさせます。耐寒性は比較的強く、耐暑性は弱いです。花が終わると、こぼれ種用として、そのまま涼しい場所に移します。6月頃には種がこぼれるので、ある程度大きくなったら定植します。
ある日、大袋の産直館で『雲南サクラソウ』と書いてある名前を見つけました。この花に間違いないと確信しました。1月に頂いた花が咲いたので写真に撮って、堀之内まで持って行きました。その時、友達はウンナンサクラソウの育て方を伝授してくださいました。私も種から育ててみたいと思いました。
春風にピンクに揺れる桜草
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