子供の頃、エノコログサのことをネコジャラシと呼んでいた身近な植物の一つです。友達とふわふわした穂を摘み取ってくすぐって笑っていたことが懐かしいです。
和名狗尾草(えのころぐさ)は、犬の子の意味で、穂の様子が子犬に似ているところが命名の由来です。エノコログサは「犬ころ」が転じた言葉です。動く穂で猫をじゃれさすことからネコジャラシとも言いますが「あだ名」です。あだ名は「猫」で本名は「犬」で、英名は「フォックス・テール」で、狐のしっぽと言い面白いです。エノコログサの花は、先端にあるふわふわした穂の部分の花穂(かすい)は、グリーンで3~7㌢位で、毛でおおわれているように見えます。ブラシのような長い穂の形が独特です。道ばたや空き地、荒れ地、河川敷など日当たりがよく乾燥した場所に多く見られます。
私は中郷公民館で毎週陶芸を習っています。エノコログサは大好きです。何年も皿やカップにエノコログサの絵を200個以上は描いていますが、なかなか思うように描けません。友達は、「安達さんは、エノコログサにこだわり頑張り続けられるのがいいなあ」と励ましてくれます。もう少し頑張ってみます。
風にのるふわふわ花穂ネコジャラシ