５月に駒井野の友達が、ギンパイソウをプランターに入れ持って来てくれました。間もなく３㌢程の５弁花の白い可愛い花が咲き出しました。プランターで楽しむこともできますが、やっぱり野草園に植えました。
和名銀盃草(ぎんぱいそう)は、白色の花で、上を向いた花形が盃状であることが命名の由来です。銀杯草とも書きます。別名はカップフラワーとも言います。花の中心には黄色の部分があり、それが純白の花弁との美しい対比を見せ、非常に小ぶりで愛らしいです。原産地は南アメリカで、日本には明治時代に伝わって来ました。草丈は５㌢程の多年草で、葉が密に茂りグランドカバーにも適しています。冬は地上部が枯れますが、耐寒性があり越冬する日なた向きの植物ですので、風通しが良い場所で育てると良いです。
20年程前にギンパイソウを分けてあげた友達は、家の前の日当たりの良い庭に植えたので、毎年可愛い花を見ることができました。我が家のギンパイソウは、いつも間にか姿を消し、気付いた友達がプランターに株分けして持って来てくれたのです。花は、友達に分けてあげると良いことがありまっすね。
銀杯草白い盃風薫る
