「きれいだなあ。見事に満開に咲いたよ」コウテイダリアが3㍍ほどに生長し、日当たりの良い庭で咲いています。暖冬が続き、どこへ行っても、空高く咲く圧巻です。
和名皇帝ダリアは、ダリア界の王様と言われ、樹木に劣らぬ立派な幹をピンと伸ばし、威風堂々とした姿が由来です。花は、ピンク色で、直径20㌢程の大輪の花を茎の頂きにつけます。別名木立ダリアや帝王ダリアとも言われます。メキシコ原産の半耐寒性多年草で寒さに弱く霜にあたると、一発で枯れます。八重咲きの花もあります。短日植物で、昼の時間が短くならないと蕾がつきません。今年は、昨年までの失敗から、日の当たる場所に移植をしました。風に弱いので、しっかり添え木もしました。花が咲くと切り花にして、寒い所に置き長持ちさせて愛でています。
花が終わって枯れる前に茎をノコギリで切っておきます。茎を切る時は、根から二節ほど残し(30㌢位)切ります。次の年に芽が出やすいように、切り株の周りに枯れ葉やわらを敷いて寒さよけをします。今年は、挿し木の作り方を学び苗を増やし、さらに立派な大輪の花を楽しみたいと思います。
冬空に背伸び競いし皇帝ダリア