「あれ、こんな所にサフランが咲いている」11月中旬に、家の前に植えた記憶がないのに、松葉のような細長い葉を出しながら、紫色の可愛い花が咲いていたので驚きました。
和名洎夫藍(サフラン)は。英語表記を日本語読みにしたのが由来です。原産地は地中海沿岸で、江戸時代に渡来し、薬用、香辛料として栽培され、別名薬用サフランとも言います。花びら6枚、雄しべ3本、花の真ん中に、赤い糸くずのような雌しべの花柱があります。花柱は3本のように見えますが、元でくっついていて、上部で3本に大きく裂けています。花柱部分だけ手で摘み取り、これを乾燥させたものは、貴重で手間がかかるので高価です。生薬名は「サフラン」で、医薬品として認められていて、血行を促進し、冷え症や風邪気味の方などに薬効があります。
堀之内の友人宅でコーヒーを飲みながら、サフランは料理の色づけや風味が良い話で盛り上がりました。赤い雌しべを使ってサフランライスを楽しんでいるようでした。帰り際家の隅に植えてあるサフランを見せてくれました。花が咲いた後の葉は15センチ位に伸びていて、来年の5月頃に枯れて休眠するそうです。
庭先にサフランの花ひっそりと
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