この樹20㍍もあるよ!
主人が植えて何年になるかなあ!
ここ数年、6月になると、真っ白く雪が降ったように白い小花を咲かせ、9月の赤い実はまるでサンゴのようで目に留まります。
和名珊瑚樹(さんごじゅ)は、秋に真っ赤に熟す実が柄まで赤く、この姿をサンゴに見立てたのが命名の由来です。このサンゴジュは、本州から沖縄、中国南部などに分布しています。花期は初夏で、枝先に大形の円錐花序の白い小花を密に咲かせます。秋には、長さ8㍉程の楕円形艶のあるサンゴのような実が、赤く熟します。その後、黒紫色になって落ちます。葉は長楕円形で、表面は艶々した光沢がある常緑樹です。とても強い樹木で、燃えにくく、街路樹や海岸沿い、防火樹として生け垣などに利用されています。
初夏に入り、大清水の友達は真っ白い花を見て、「安達さん家には、随分珍しい樹がたくさんあるね。初めてみたよ」と言っていました。私は、「名前はサンゴジュで、秋になると、花はそのままで、やがて赤い実に変わるよ」と言いました。鈴なりになった赤い実のサンゴジュを見せてあげたいです。
珊瑚樹(さんごじゅ)の赤き実映えて人目引く
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