遠山野草園は、ストロベリーキャンドルの赤花が終わると、シロツメクサの白花が目につきます。小学3年生の孫娘にシロツメクサのブレスレットを作ってあげました。
和名白詰草は、江戸時代にヨーロッパから送られたガラス器の箱に、クッションとして詰められていたのが命名の由来です。世界中で牧草として広く利用されています。別名クローバーの名でも知られています。葉は3枚に分かれた三つ葉で、まれに4枚の葉があると、四つ葉のクローバーは幸運をもたらすとして喜ばれます。日本でも全国に広がり、日当たりさえあれば丈夫で、茎は地面を這い、少々踏みつけられても花を咲かせる多年草です。草丈は人の足首ほどです。小さな花が集まって丸い頭花をつくり、花には短い柄があり、咲き終わると下を向きます。
NHKの連続テレビ小説『らんまん』第8週のタイトルは、「シロツメクサ」でした。毎回テレビに出て来る野の花の名前を、わくわくしながら書き写しています。JAみのり広報誌「花と遊ぶ~遠山野草園の四季」も、7月号で24年目に入りました。気を引き締めて頑張りたいと思います。