遠山野草園Toyamayasouen

遠山野草園
2024.07.01

ジャーマンアイリス(アヤメ科) 第289章 2024年7月号

今年も紫と白、赤と黄色のジャーマンアイリスの色とりどりの美しい花が咲きました。駒井野の友達は、「今年は、随分良く咲いたね。」と嬉しそうでした。彼女はジャーマンアイリスの花が咲き終わると、毎年ダンボール箱に株を入れ持って来てくれていました。

和名ジャーマンアイリスは、ヨーロッパ原産のドイツアヤメを園芸品種に改良して作られたのが命名の由来です。アイリスは、ギリシャ語で「虹」と呼ばれ、色とりどりの花を咲かせ多くの品種があるので、レインボーフラワーとも呼ばれています。ジャーマンアイリスは大きい花びらが目を引いています。アヤメとの違いは、アヤメは紫色が一般的で葉が狭く花びらの根元にひげがありません。ジャーマンアイリスには、花びらの根元にひげ状の毛があるので区別ができます。

今年はジャーマンアイリスを大清水と駒井野、山之作の友達から、コンテナの入れ物に10箱以上頂きました。日当たりの良い場所に真っ直ぐに植えるため網を張りました。光合成に必要な葉は20㌢位残してカットし、親株と子株を細い部分で分割し、6月中旬まで千株以上植えました。来年が今から楽しみです。

 

カラフルにジャーマンアイリスゆうらゆら

 

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