去年の秋に、成田さくらの里の山長から、「クリムソンクローバーの種だよ」と、ビニール袋にいっぱい頂きました。早速、有名なミレーの絵画〝種まく人〟のようにクローバーの種を大胆に安達ヶ原に蒔きました。
『ストロベリーキャンドル』は、柔らかい茎の先がまるでイチゴのようで、濃赤色の花はキャンドルが灯ったように見えることが命名の由来です。英名はクリムソンクローバーです。クリムソンは、濃い紅色という意味です。和名は紅花詰草(べにばなつめくさ)です。原産地はヨーロッパで、日本へは明治時代に、牧草として持ち込まれました。夏に枯れた後、そのままにして土を耕すと土壌が改善され、次の作物への肥料となり、牧草に適しています。草丈20㌢~40㌢位で、花は春ごろから初夏に咲きます。鮮やかなトーチのような花は、寄せ植えや切り花、ドライフラワーにも使われています。
5月初旬に友達が来たので、ストロベリーキャンドルを切り花と鉢に入れてあげました。それから、5歳の孫娘も来たので、赤い花の付いている茎を30㌢程に切ってあげました。すると駆け足で台所に行き、小さな花瓶に挿していました。
初夏の風真紅詰草(しんくつめくさ)野っ原に
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