夏から秋に咲くトレニアは、とても育てやすい植物で、近所の庭や畑にも群生しています。たくさんの花を次々咲かせるので、枯れた花を切り取る花がら摘みをしています。
和名夏菫(なつすみれ)は、暑さに強くすみれに似た花を咲かせることが命名の由来です。一般的には英名のトレニアで呼ばれています。原産国は東南アジア、アフリカを中心に分布するアゼトウガラシ科の一年草です。ゴマノハグサ科で分類される場合もあります。茎は、地を這うように広がり、茎の上部の葉の付け根から、2~3㌢の唇形花(シンケイカ)を咲かせます。唇形花とは、筒状になった花の先が上下にわかれて唇のような形になった花のことです。青、紫、白、黄、ピンク等の花は草丈15~30㌢程度です。秋には葉が紅葉するのも楽しみの一つです。
先日、トレニアの脇に置いてあったナデシコのプランターに、びっしりトレニアが発芽していたので驚きました。風に乗ってこぼれ種が発芽していたのです。暑いので、毎日水まきをしていたからです。全体の姿が崩れてきたら、切り戻しをします。丈の半分位に切り戻すと、株が元気になって花芽も増えます。春にはこぼれ種で発芽するのが楽しみです。
夏すみれシャワーが欲しい口開けて
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