ハツユキソウの白い小さな花が咲き出したので、さっそく取香(とっこう)の友達の家の庭を見せていただきました。庭の大部分がハツユキソウで美しく覆われていたのでビックリしました。
和名初雪草は、開花期になると花の近くにある葉が山の冠雪(かんせつ)のように白くなってきます。その様子を「初雪」に見立てての命名です。春まき一年草で、高さ80~100㌢程、葉は長楕円形です。ハツユキソウと聞くと、冬の植物かと思うかもしれませんが、実際には夏に生育期を迎える植物です。北アメリカ原産で主に牧草地や草原に自生し、美しい草姿から観賞用にも栽培されます。花は小さくほとんど目立たず、上の方の葉が白く縁どられ、遠くから見ても白っぽさが目につきます。茎を切ると出る白い乳液は有毒なので、皮膚につくとかぶれることがあるので要注意です。
5月の生涯大学院の総会後、黒ポットのハツユキソウとセンニチコウの種を皆さんにあげました。8月の園芸講座の時、玄関を入ると花瓶にハツユキソウとセンニチコウの花が生けてありました。通路の方に目をやるとプランターにもたくさん咲いていました。嬉しくて心の中で「ありがとう」と言いました。
秋近し初雪草がゆうらゆら