「あなんなに赤い実がいっぱいついてるよ」
「ピラカンサだよ。私もさっきみたよ」
たぬき塚に、3㍍程の木が赤い実を鈴なりにつけ人目を引いています。
和名は常盤山査子(ときわさんざし)で、春に白い小さな花が密に咲き、秋にできる赤い実がサンザシに似て常緑であることが命名の由来です。学名はピラカンサで、一般的には学名で呼ばれています。また、ピラカンサスとも言われています。原産地はヨーロッパや中国で、日本には明治時代に渡来しました。春に開花する花は白く観賞価値が高く、秋には花後に丸くて赤い実がたわわになり、葉は濃い緑色で光沢があり、年間を通して楽しめます。主に、赤、オレンジ、黄色の実をつけます。常緑性、耐寒性強く刺があるので、用途は防犯上から生け垣、庭木、鉢植え等に利用されています。
下方の友達の家でも、ピラカンサの赤い実を見つけました。「何で、ピラカンサの実は他の実に比べて、遅くまで残っているのかね」「鳥は美味しい実から食べるよ。食べてみて」と言われ、ナンテン、センリョウ、ピラカンサの順に食べてみました。私には、どれも美味しくなく吐き出してしまいました。
ピラカンサひよどり群がる集団で
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