カタクリの花を見に来た不動ヶ岡の友達と、「ここに居るとコロナ忘れるね」と、笑いながら野草園を散策しました。黄色いスイセンが目につき、「何て言う名前だろうね」と、言っていました。友達が帰ってから、「あの花は、ナルキッスス・バルボコディウムです。詳しく調べてね」と、メールが届きました。
「ナルキッスス・バルボコディウム」は学名で、また、「ペチコートスイセン」とも言われ、ペチコートに似ていることが命名の由来です。小型原種スイセンの代表的種類で、黄色のスカート状の花は、ペチコートを広げた様で高さ15~20㌢程で、頂部に直径3㌢前後の花を1輪横向きに咲かせる多年草です。葉は細くスッと伸び線状で、分球で増やすことができます。主に、地中海沿岸域を中心に森林の開けた場所などに自生しています。
先日の友達に、「ナルキッスス・バルボコディウムを、みのり5月号に掲載するので、是非読んでね」と、電話をしておきました。ペチコートスイセンは、花を咲かせた後、晩春の頃に葉は枯れ始め、夏の間は休眠期に入ります。それまで、楽しみながら観察をしようと思っています。
水仙やペチコートはいてどこへ行く
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