「わあ、すごいなあ。ホテイアオイの花が咲いたよ。大きくてきれいな青紫の花だ」と私は、大声を出してしまいました。この間、弟から戴いたばかりのホテイアオイの花が見事に咲いていたので、びっくりしたのです。
和名布袋(ほてい)葵(あおい)は、大きく膨らんだ葉柄(ようへい)の下部が七福神の布袋様の腹のように見えるのが命名の由来です。葉は光沢があり、葉柄の基部は丸く膨らみ浮袋の役をします。別名ホテイソウとも呼び、英名はウオーター・ヒアシンスです。高さ25㌢位、茎も葉も柔らかくて分厚いです。もともとは南アメリカ原産の多年生の浮遊植物ですが、高い繁殖力から今では世界各地で増えすぎて害草の一つに数えられています。しかし、駒井野の友達は、「ホテイアオイは、メダカと相性が良いので、一緒に育てて楽しんでいるよ」と言っていました。
7月下旬、稲敷市椎塚の弟が「ホテイアオイが池の水面を覆うほど増えて困ってしまったので持って来たよ」と、軽トラックで来ました。今まで家では何年も、水質環境が悪かったのか花は咲きませんでした。その為、大きな水瓶5個に、水とホテイアオイをたっぷり入れると、一週間程で花が咲きました。
布袋草淡いブルーが涼を呼ぶ