「あれ、こんなにきれいな花いつ咲いた」ナツズイセンでもないし、ヒガンバナのような咲き方です。開花期を迎えると、葉も無く誰に知られることもなく、突然花芽が姿を現したので、たいへん驚きました。
『リコリス』は、ギリシャ神話に出て来る水の妖精、金髪姿が美しい海の女神リコリスが命名の由来です。日本や東南アジアに広く分布するヒガンバナ(曼珠沙華)の園芸品種です。茎は真っ直ぐ伸び雄しべが長く、花弁は大きく反り返って放射状についているのが特徴です。また、丈夫で育てやすいのも魅力の一つです。ヒガンバナ科の多年草で、花の色も桃、白、赤、黄と豊富な園芸品種ですが、毒草でもあります。昨年、「成田さくらの里」から、葉のついた沢山の球根を頂いたので、ハガキノキの隣に植えました。
名前も定かでないので、不動ヶ岡の友達に聞くと、「その花はリコリスだよ」と本を見せてくれました。私は、スマホの花ノートで写真を撮ると、リコリスに間違いありませんでした。早速、駒井野の友達に、「この花リコリスだよ」と、一輪手渡すと、「ピンクで素敵、花瓶に生けるわ」と言っていました。
リコリスの薄桃色が秋を呼ぶ
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